こんにちは、岡です。
今回は四十肩・五十肩について紹介します。
正式な疾患名は「肩関節周囲炎」。中年以降、特に40~50代に多いことから四十肩・五十肩と呼ばれることも多いです。年齢を重ねることで、肩の関節を作っている骨や軟骨、靭帯や腱などに炎症が起きることが主な原因だと言われています。
肩関節周囲炎の特徴として
①肩関節動作制限(結帯・結髪動作)
髪の毛を洗うこと、下着のホックを付けること、エプロンの紐を結ぶことが難しくなる、、、。
②夜間痛
寝ている間に肩の痛みで起きてしまう、眠りに付けない、、、。
③片側に発症する
両側同時に発症することは少ないが、片側の肩が治ってから反対側の肩に発症することも多い、、、。
上記の3点があげられます。
また、肩関節周囲炎は3つの時期に分けることができ
急性期(炎症期)→ 慢性期(拘縮期)→ 回復期
と経過をたどり痛み・可動域制限が緩和されます。
痛みが強い時期は無理をせずに安静に保ち、痛みが和らいできたら拘縮予防のためにストレッチをすることが大切です。
五十肩の有名な体操「ゴットマン体操(アイロン体操)」は中身の入ったペットボトルなどで簡単に出来るのでぜひ試してみてください!
また、痛みが出始めた際は放置せず画像診断等を受けましょう!
2020年も残すところ1ヶ月。
心せわしい年の暮れ、お体にお気をつけてお過ごしください。