前回のブログでもお伝えしましたが、上半身を前屈みにしたパソコン操作や俯き姿勢などを長時間続けると頭を支えている首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。そうなると頭の筋肉も緊張し血流が悪くなり筋緊張性頭痛が起きてしまいます。
さらに精神的なストレスが自律神経に影響し頭痛の誘因となることもあります。
どちらの状態も体操・ストレッチなどの運動療法や入浴・リラクゼーションが効果的な方法となります。
今回は筋緊張性頭痛に効果的な運動療法をお伝えしていきます。
まずは頚回りの運動です。
①足を肩幅に開いてください。
②頭は動かさず両肩を大きくコマのように回します。
肩を左右に90度まで回転させて戻し2分間続けてください。
次は頭と肩を支える僧帽筋の運動です。
① 足を肩幅に開きます。両ひじを90度程度に曲げて肩を中心にして、前から後へ大きく5回回してください。
②次は反対に後ろから前へ大きく5回回してください。
③ 前からと後ろからまわす体操を2セット行ってください。
他にも
正しい姿勢(パソコンやスマートフォンの時の姿勢は首が前に出過ぎないようにしてください)
こまめな休憩(デスクワークなどは1時間の作業で5分の小休憩が推奨されています。肩周りを動かして血液循環を良くするようにしてください)
頭の位置を高くし過ぎない枕(頭が高くなりすぎる枕を使うと一晩中首が前に出ている状態で過ごす事になります)
首や肩を冷やさない(首や肩を冷やすと血液循環が悪くなるので筋肉が硬くなります)
などを意識的に行ってください。
りはりでは血液循環を良くして症状を緩和していきますのでお悩みの方はお越しください。