最近忙しくて頚や肩が凝るし腕もなんかしびれてきた、という時に考えられる疾患として胸郭出口症候群というものがあります。
胸郭出口症候群とは腕、肩の運動や感覚に深く関わる神経や血管が障害を受けて腕、肩、手のしびれや痛み、冷感、腕が動かしにくいなどの症状が出てきます。肩こりとしても感じる事もあります。
なぜそんな症状が出るかというと胸郭出口という部分で腕の神経や血管が圧迫されて起こります。
胸郭出口はこの部分です。
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傾向としてなで肩の女性に多くみられます。あとは長時間悪い姿勢で座っていたり睡眠不足やストレス、重い物を持つ習慣などが重なったりすると発症しやすくなると考えられています。電車で吊革に掴まっている時やパソコンをしている時に症状が悪化する方は要注意です。
胸郭出口症候群のタイプを分けると以下のようになります。
●斜角筋症候群・・・斜角筋という頚の筋肉が主に圧迫しているタイプ
●小胸筋症候群・・・小胸筋という胸の筋肉が主に圧迫しているタイプ
●肋鎖症候群・・・肋骨と鎖骨の間で圧迫しているタイプ
●頚肋症候群・・・先天的に下位頚椎からでている肋骨が遺残しているタイプ
りはりでは圧迫している筋肉や気血(血液や酸素)に対して緊張を除去し血液循環の改善をして症状を和らげていきます。
思い当たる方は一度ご相談ください。